2009年4月18日。今年最後の桃の花を見に甲州へ。目指すは中央高速下り線の「釈迦堂PA」。ここは珍しいパーキングエリアで、車を停めて、横手にある階段を上って行くと「釈迦堂遺跡博物館」を見学できる(大人200円)。このPAを建設中に発掘された土器や土偶が常設展示されている。
展示されていた縄文前期の尖底土器や中期の火炎土器、土偶など数多くの出土品を見学。
数千年前の人々の生活様式を想像して感慨にふけったひととき。何故か石斧や石鏃などの
石器類は常設展示室には置かれていなかったが当然多数が発掘されていたと推測される。
博物館前の庭先や横手に咲いていた桃や花桃を鑑賞。周囲の桃畑では何人もが摘花作業を
していた。眼下に広がるピンクの花霞はすでになく、来年のお楽しみといったところ。
主峰の覚円峰
ここまで来たついでに足を伸ばして、「甲府昭和IC」で高速を降りて新緑の昇仙峡を
訪ねることにした。長潭橋の脇に車を置いて、トテ馬車にゆられ解説付きで馬車の終点
まで行き(6名以上で1人¥1,000)、残り約2キロ仙娥滝を見て帰路へ。途中名残りの
山桜がチラホラ。説明された亀石、オットセー石、大砲岩、トーフ岩、ラクダ石、富士
石、おお穴、熊石、猫石、猿岩、大佛岩、松茸石、ハマグリ石、ふぐ石、五月雨岩、寒
山捨得岩・登竜岩、愛のかけ橋、天鼓林、有明橋、羅漢寺橋、羅漢寺、えぼし岩、浮石
などを逆に見ながら50分ほどかかって駐車場まで下ってきた。紅葉時を楽しみにして!
最近のコメント