2011年11月28~30日。「四国たっぷり20景めぐり3日間」という、盛りだくさんの、ちょっと忙しいツアーに参加。それまでずっと晴れの日が続き、気温も20度近くあったのが何だか空模様が怪しくなってきての出発となった。早朝羽田行きリムジンバスに乗って、ANA531便(07:25発)で高松空港まで(08:45着)。
1日目に、琴平の「金刀比羅宮」、「金丸座」、「大歩危」、祖谷の「かずら橋」、「琵琶の滝」、「道後温泉」の6景。
2日目に、「松山城」、「内子」、「宇和島」、「四万十川」、「佐田の沈下橋」、「安並水車群」、「竜串」の7景。
3日目に、「足摺岬灯台」、「金剛福寺」、「ジョン万次郎像」、「高知城」、「はりまや橋」、「桂浜」、「坂本龍馬像」の7景を巡るという当初スケジュール(水色は車窓観光)。早朝出発で暗くなってから戻るというコース調整に現地ガイド氏が苦闘していたようだ(ツアーの概略を以下に)。
初日。さぬきのこんぴらさんこと「金刀比羅宮(ことひらぐう)」に挑戦、と長~い石段を覚悟していたら、観光バスが停まった「にしきや」のガイド氏に案内されて、まず一番に「金丸座」へ。毎年春に「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が公演されるという昔ながらの姿を残す芝居小屋。
そこから脇の坂道を登っていったらまさにあっけなく「本宮」まで785段の中ほどへ出た。名物の「石段かご」は(登り¥5,300で)365段目までしか来ないというので何だか儲かったような。
「書院」下の鳥居のところにトイレの案内があったので借用。そばに今治の造船会社から奉納された巨大「スクリュー」と豊島区の方から奉納された「アフリカ象」が飾られていた。
「御厩」には神様がお乗りになる「神馬」もいたが、機嫌が悪そうだったのでカメラは遠慮した。本宮参拝を済ませた人達と、下りは石段を降りずに紅葉を愛でながら坂道を下り「にしきや」まで戻ってきて昼食。
次に向かったのは祖谷の「かずら橋」。甲斐の「猿橋」、岩国の「錦帯橋」と共に日本の三奇橋の一つに数えられている。団体割引で一人¥450の渡橋料が必要だったが、足下の横板が幅狭く、隙間が大きくて足を踏み外しそう。結構揺れるので橋の上でのカメラは危険。
コンクリートの橋を渡って対岸に出てから、「かずら橋」を渡って戻ってくるという構図。戻ってきて下流方向へ少し進んだところに「琵琶の滝」があった。昔平家の落人が京の都を偲んでこの滝で琵琶をかなでたところから名付けられたとかで、結構姿の良い滝であった。
「大歩危」の乗船場でトイレ休憩。上から眺めたら繋がれている遊覧船が見えたが、客がいなかったようだ。大歩危の岩礁と綺麗な水。水中に1メートル近い魚が何匹か見えたが名前は不明。
高速道路を延々と走っているうちに暗くなってきて「道後温泉郷」は暗闇の中。ランクアップで「つかさビューホテル」に宿泊の19名と別れて我々(24名)は奥道後温泉の「ホテル奥道後」まで。本館303室、850名収容可能という大きなホテル。フロントが5階、4階の「桜の間」で「伊予の四季バイキング」の夕食。結構美味しく満腹のお腹を抱えて部屋に戻り、少し休憩してから「ジャングル温泉」へ。ジャングル温泉は広くて少し寒いので2階の「大理石風呂」で暖まってから入った方が良いというガイドの説明。温泉は「かわせみ」14浴槽と「せせらぎ」12浴槽に分かれ男女入れ替えになっていたので我々男性は「かわせみ」側へ。「どくだみ湯」「新月」「天国」「天狗の湯」「うたせ湯」「噴水風呂」「常夏の湯」「露天風呂」「上がり湯」など、飛び込んでは上がりの繰り返しで12種類を制覇。
「内子(愛媛県)」へ続く
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