2012年10月30日。「越後の紅葉絶景を空中散歩 世界最長5,481メートル! ダブル乗車! ドラゴンドラと田代ロープウェイ」という日帰りの紅葉狩りツアーに参加してきた。このツアーの行き先は苗場スキー場、朝6:30に東京都町田市を出発。冷え込んでいて寒い朝だったが、前日添乗員から「現地は雨が降っていて寒いから重ね着を用意するように」という連絡があったのでそれぞれに何枚が着込んで冬支度をしていたようだ。
今年は紅葉が遅れているというので心配していたが、新潟県に入ってくると流石に遠くの山々に赤や黄に色づいた木々が見えてきて安堵。心配していた天候も添乗員が何度もロープウェイの係員に問合せてくれ、その返事は「曇り」であった。
まず「田代ロープウェイ」(101人乗り)に乗って、約10分で「たしろ高原」へ、このロープウェイ、最高地上高230mで、床面2ヶ所がシースルーになっていて、高所恐怖症の方は覗き込まない方が良いようだ。
幸いなことに高原の天気は快晴。それでも山の天気は変わりやすいと雨具を持って約60分の散策、山道を30分ほどぶらぶらと下って「ドラゴンドラ」乗車場へ。途中の案内標示に従って進めば迷うことはない。
乗車場の近くには「お散歩乗用カート」が数台並んでいて、散歩コースを500円で回ることができた。
「ドラゴンドラ」というのは松任谷由実(ユーミン)の命名によるという。8名乗りのゴンドラがひっきりなしに到着、「山頂駅」(1346m)から「山麓駅」(921m)まで約25分の絶景を楽しむことができた。見事な紅葉に満足し、この下を歩いて下れたらと語り合いながら降車。待っていたバスに乗り、湯沢のお土産店で買い物をして帰路についた。平日で空いてはいたが、17:00の予定が1時間ほど遅れての帰着となった。今回のツアーでは一滴の雨にも遭わなかったのが何よりもラッキーであった。
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