外国人観光客ら エジプトで拉致 イタリア人ら19人
朝日新聞朝刊を見て驚いた。かって97年に日本人観光客らがハトシェプスト女王葬祭殿の前で過激派に殺害された事件があったが、それ以後治安対策が強化され、外国人観光客の拉致事件などは起きていなかった。
昨年(2007年)1月にエジプト周遊旅行に参加したが、アスワンから南のアブシンベルまではバスなどが隊列を組み(コンボイ)、前後を警察官の護衛付きで移動して、途中の部落では、入り口の望楼に銃を持った警備兵が見張っているというものものしさだった。それなのになんで?という疑問が頭をよぎる。一般の旅行者とは別行動だったのか? 詳細は下記。
我々の周遊ツアーでは、予想外だったことが1つあった。旅行会社の案内には、ホテルにプールがあるので水着を持参するようにとあったが、エジプトは寒かった? 勿論プールに水はなく、何処へ行くのにも長袖にベスト。夜間早朝の冷え込みに備えてダウンを持って行ったのが役だった。
しかし、乾期で湿度が低かったせいかビールは旨かった。おかしなことに缶ビール、同じ銘柄でも EXPORT と表示された輸出用の方が味が落ちると感じたのは場所の違い?それとも気のせいだったろうか(それほどの酒飲みではないのだが)??
エジプトはイスラムの国で飲酒厳禁だが、ホテルやレストランでは観光客用にビールやワインを置いている。エジプト・ビールはステラ、サッカラ、ルクソールの3種類を飲んだが、個人的にはサッカラが一番日本のビールに近い感じだったので、旅行の後半ではいつもサッカラをオーダーした。
代表的な photo を!
旅行記や写真集などは数多くあるので、ほんのさわりだけの何枚かを掲載したに過ぎない。
総じて、巨大な建造物に圧倒され続けの周遊旅行ではあった。
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拉致に関わる報道:
カイロ(CNN) エジプト南西部の砂漠地帯で欧州からの観光客11人とエジプト人8人が何者かに拉致される事件が起きた。一行はスーダンに連れ去られたとみられる。エジプト政府が22日、明らかにした。
エジプト首相報道官がCNNに語ったところでは、拉致されたのはドイツ人5人、イタリア人5人、ルーマニア人1人と、ツアーに添乗していた旅行会社の社員らエジプト人8人。
一行はサファリツアーに参加してサハラ砂漠西部のダフラを出発し、南部の観光地アスワンから約400キロ離れた砂漠地帯でテントを張っていたところを、車で現れた武装グループに拉致された。国境を越えてスーダンに連れ去られたとみられ、エジプト政府はスーダン政府と連絡を取って協力を求めている。
イタリアとドイツの外務省も拉致事件を確認。ドイツ当局によると、一行は19日から行方不明になっているという。エジプト政府の見方では、犯行グループはテロ組織とは無関係で、現在解放に向けた交渉が進められているという。
エジプトでは1990年代に南部ルクソールで観光客が襲われるなどの事件が相次いだが、南西部の砂漠地帯で観光客が事件に巻き込まれたのは初めて。
25 日の情報では人質は解放されたとのこと。
【ニューヨーク22日AFP=時事】国連総会出席のため当地を訪れているエジプトのアブルゲイト外相は22日、同国で誘拐された外国人観光客やエジプト人ら19人は解放されたと述べた。
同外相はライス米国務長官との会談の際に、誘拐されていた19人は全員解放され、無事で元気だと語った。リビア、スーダン、エジプト3カ国の国境地帯で解放されたという。
ドイツ、イタリアからの観光客やエジプト人ガイドら19人は19日に、スーダンの国境に近いギルフ・カビール高原付近の砂漠を観光中に武装した犯人グループに誘拐された。未確認情報では、犯人側は多額の身代金を要求していたという。
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