3日目 朝食バイキングの後0:900出発で、世界遺産「座喜味城跡」へ。建物はなく、見事な曲線を取り入れた城壁だけが残されていて、「あいかた積み」と呼ばれる石積み方法などの説明を受けた。沖縄でもっとも古いと言われるアーチ型の門をくぐり、石段を登って城壁の上からの眺望を楽しんできた。遠くは那覇市や慶良間まで見えるとのことだったが、霞んでいて良く分からなかった。30分ほどで見学を終えて、近くの「黒糖工場」へ向かい、サトウキビから黒糖ができるまでの全行程を見学し、出来たての黒糖をはじめ黒糖加工品や県産のハムソーセージなどを試食し、お土産を購入。
その後、二手に分かれて希望者のみオプションの「南部観光」(¥5000)へ。残り組は那覇のメインストリート「国際通り」を自由散策。南部観光組は国際通りの「首里天楼」で「特製琉球膳」の昼食を摂り、食後にしばし国際通りをぶらぶら。その後、「みーばるビーチ」でグラスボートに乗船して美しい珊瑚礁や熱帯魚を観賞することになっていたが、引き潮でボートが出航できず、浜辺を散策し、コーヒーをご馳走になって、次の「おきなわワールド」へ。
ここではハブのショウーや踊り手が太鼓と三線に合わせて踊る勇壮で溌剌とした伝統芸能「エイサー」の公演が毎日行われていて、紅型工房、藍染工房、機織工房、紙漉工房、陶器工房、琉球ガラス王国工房などで工芸・文化体験もできるが、有名な観光ポイントには100万本以上の鍾乳石が天然記念物に指定されている鍾乳洞「玉泉洞」がある。
玉泉洞(全長5000m、現在890mが公開)へは何段も階段を下っていくが、熱気で眼鏡が曇り、足許が見えなくなった。上方からはぼたぼたと水滴が落ちていた。これが何年もかけて鍾乳石や石筍を生成させているようだ(琉球石灰岩は成長が速く、と言っても1mm成長するのに3年かかるとか)。上りはエスカレーターが設置されていて楽だった。玉泉洞を出て、「熱帯フルーツ園」や「琉球ガラス王国工房」などがある「王国村」を散策してバスに戻った。
以上で3日間の観光をすべて終え、国際通りを散策していたグループを乗せて那覇空港へ。17:20発、羽田着19:30で無事帰着した。
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