2012年03月08~10日。「沖縄大感謝祭 3日間」というツアーに参加してきた。羽田発12:45、那覇空港着15:30。季節的に人気の沖縄、ジャンボは満席。天気は曇りだったが、気温が関東地方より10数度も高いとあって、空港内で大半の乗客がコートを脱いだり、薄手の衣服に着替えたり。待機していた専用バスも満席だった。
1日目 最初に向かったのは琉球王国の栄華を物語る世界遺産「首里城公園」。バスを降り、礼節を守るという意味で守礼の邦(しゅれいのくに)の扁額が掲げられた「守礼の門」から入った。スコールのような急激な雨に襲われて、傘を差したり閉じたりしながら「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」の前で今回の旅の安全を祈願して手を合わせ、首里城への第一の門「歓会門」、王宮に水を供給した龍樋(りゅうひ)の脇にある「瑞泉門」、門の上の櫓に設置した水槽から漏れる水の量で時刻を計った「漏刻門」などをくぐって「正殿」(¥800)へ。正殿は3層に分かれ、1階は重要な年中行事を行う場、2階は国王親族の繁栄を祈念する儀式の場として使われ、3階は内部の通風を良くするために設けられたとか。朱色の柱や格子だけでなく、建物自体にピンク系の漆が使われていて、「朱いお城」の別名が納得できた。
花の王と言われる牡丹の模様でデザインされた衣裳や祭祀道具、葡萄と栗鼠の彫刻がほどこされた玉座などを見学してバスに戻った。
次に免税店「DFSギャラリア」で買い物に1時間ほど費やしてから宿泊ホテル「沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ」へ。このホテル、客室から東シナ海を一望できる最高のロケーションにあって、毎日40種類以上というブッフェスタイルの朝食が人気を呼んでいるという。
1日目の夕食はオプション。琉球舞踊と民謡ライブを見ながらというコースもあったが、我々は「サムズレストラン」の「テンダーロインステーキ200gコース」(¥2500)を選択した。店の入口が混んでいてバスが一周してくるというハプニングがあったが、味はまぁまぁ、アクロバティックな手捌きで調理し、胡椒缶を放り上げて背中で受け止めたり、のシェフのパフォーマンスが見事だった。
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